正月の連休で、フォリナーとデヴィッド・ギルモア(ピンク・フロイド)のライヴを輸入盤ブルーレイ・ディスクで観た。
D・ギルモアについては、昨年末、DVDとデジタルビデオに録画しておいた『狂気』と『鬱』のLIVEを観て、もっと高画質・高音質で観てみたいと思ったこと、また、フォリナーについては、やはり昨年購入したベスト盤CDの音質がよかったことと、数年前のモントルー・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴを再度観て、新メンバーながら80年代当時のフォリナーと見劣りがしなかったから、通販(マルチ・バイ特価で)で同時購入したのである。
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( 『Remember That Night』 DAVID GILMOUR Live at The Royal Albert Hall )
ディスク1
1.Speak To Me/2.Breathe/3.Time/4.Breath (Reprise)/5.Castellorizon/6.On
An Island featuring Crosby & Nash/7.The Blue featuring Crosby &
Nash/8.Red Sky At Night/9.This Heaven/10.Then I Close My Eyes featuring Robert
Wyatt/11.Smile/12.Take A Breath/13.A Pocketful of Stones/14.Where We
Start/15.Shine On You Crazy Diamond featuring Crosby & Nash/16.Fat Old
Sun/17.Coming Back To Life/18.High Hopes/19.Echoes/20.Wish You Were Here/21.Find
The Cost Of Freedom featuring Crosby & Nash/22.Arnold Layne featuring David
Bowie/23.Comfortably Numb featuring David Bowie
ディスク2
1.Wot's ... Uh The
Deal /2.Dominoes /3.Wearing The Inside Out featuring Richard Wright /4.Arnold
Layne featuring Richard Wright /5.Comfortably Numb featuring Richard
Wright/6.Performance from the Summer Tour 2006: Dark Globe/7.Recorded at Abbey
Road Studios: Astronomy Domine/8.Performance from the AOL Sessions: This
Heaven/9.Castellorizon/10.On An Island/11.The Blue /12.Take A Breath /13.High
Hopes /14.The Making Of 'On An Island' /15.The West Coast/16.On An
Island/17.Smile US盤 2007年
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D・ギルモアのライヴ(2007年)については、ピンク・フロイド時代の楽曲が中心で、大掛かりなセットに彼のギター・ワークが映えて素晴らしい。幾分声が野太くなっているが、リチャード・ライトも参加していて、その完成度はピンク・フロイドそのものと言っても過言ではないだろう。
もっとも、「ロジャー・ウォーターズのいないピンク・フロイドなんて」という人もいるだろうが、ロジャー・ウォーターズ抜きでも充分ピンク・フロイドである。ただし、D・ギルモアの外見・容貌はミュージシャンというよりも、木こりや農夫といった風情がある。その彼が、巧みにギターを弾き、サックスを奏でる姿は、圧倒的な迫力感がある。
なんと言っても、20分を超す「Echoes」の完全再現は、このBDだけではないだろうか。そして、ゲストとして、デヴィット・ボウイが「Arnold Layne」と「Comfortably Numb」を歌っているのも私にはうれしかった。
肝心の画質・音質については、画質はフォリナーほど高画質とは言えないが、BDとして満足できる映像であり、音質は48khz/24bitで録音されていて全く遜色はなく、2ch及び5.1chのいずれか選択できる。また、ドボーナス・トラックのキュメンタリー・フィルムも日本語字幕がついており、心配いらない。○
次に、フォリナーのBDだが、これが高画質のうえ、高音質である。フォリナーと言えば、もうとっくに解散しているとばかり思っていたのだが、2、3年前、彼らのライヴ映像を観て、その健在ぶりがうれしかった。何よりも、ルー・グラムの後任のヴォーカリストであるケリー・ハンセンの歌いっぷりが非常に魅力的に感じた。そして、昨年、彼らのリマスターされたベスト盤(EU盤)を購入し、唯一リマスター盤として音質が向上していたのに驚いたものである。(これについては、後述としたい)
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( FOREIGNER LIVE )
1.Night Life /2.Head Games /3.Cold As Ice /4.Waiting For A Girl Like You /5.Too
Late /6.Say You Will /7.Long Long Way From Home /8.Double Vision /9.Blue Morning
/10.Blue Day /11.Dirty White Boy /12.Starrider /13.Feels Like the First Time
/14.Urgent /15.Juke Box Hero /16.I Want to Know What Love Is /17.Hot Blooded 2011年 US盤
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この作品はBD化を意図したものかどうかは定かではないが、2005年(?)のスタジオ・ライヴであり、ライヴ映像にありがちな解像度の乱れや、粒子の粗さが目立つこともない。音質はSACDにもできるDTS-HDマスターで録音されており、BSで観るライヴ映像よりも高画質・高音質である。
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前述したが、ケリー・ハンセンのヴォーカルが素晴らしい。ルー・グラムに勝るとも劣らないその歌唱力は、このグループの存在を左右しているように思える。観客をうまく巻き込むエンターティナー性を併せたアーチストとしては、彼の方が上かもしれない。
彼の歌うフォリナー往年の大ヒット曲、「Waiting For A Girl Like You」、「I Want to Know What Love Is」は、まるで彼のオリジナルかのように、すんなりと耳に入ってくる。
そして、旧メンバーとしては、ただ一人のミック・ジョーンズの健在ぶりも、ファンにはうれしいに違いない。また、ドラムは、レッド・ツェッペリンのジョン・ボーナムの息子であるジェイソン・ボーナムが参加していることも見逃せないところだ。
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それにしても、このBDが僅か約1400円(新品)で購入できたとは、その点に関しても評価したい。
ただ1点、音声トラックを高音質にして付け直しているせいか、音声と映像がごく微妙にずれていることである。気にならない人には、気にならないのだろうが、それが口パクではないにもかかわらず、口パクのように観え、聴こえてしまうことが残念である。