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2008年10月

2008年10月26日 (日)

エブリシング・バット・ザ・ガール『アコースティック』(SHM-CD)

Everything_but_the_girl最近また、SHM-CDを3枚ほど購入した。

Bruce Hornsby & Range Way It Is』、John Cougar Mellencamp Best That I Could Do 1978-1988』、everything but the girl acoustic』の3枚である。いずれも80年代から活躍したグループとシンガーである。

この3枚の中で、everything but the girl の『acoustic』は非常に良い。everything but the girl はトレイシー・ソーンベン・ワットの男女二人組ユニットであるが、2000年にベン・ワットが難病にかかって以降、最近まで二人の活動はない。

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『acoustic』(SHM-CD 2008年9月発売)は

1. Love Is Strange
2. Tougher Than the Rest
3. Time After Time
4. Alison
5. Downtown Train
6. Driving
7. One Place
8. Apron Strings [Live]
9. Me and Bobby D
10. Come on Home
11. Fascination [Live]

の全11曲、1992年録音のものであり、通常盤を持っていないので、音質の比較のしようがないのであるが、アコースティックであるが故か、アンプやスピーカーの存在を忘れさせてしまうほどの静寂がそこにある。

特に1~6までが最高である。ただし、1~5までは音楽好きであるならば誰もが知っている名曲のカヴァーである。1曲目はミッキー&シルヴィア(1956年)、2曲目はブルース・スプリングスティーン(1987)、3曲目はシンディ・ローパー(1984年)、4曲目はエルヴィス・コステロ(1977年)、5曲目はトム・ウェイツ(1985年)の同名曲で、多くのアーティストがカヴァーしている。そして、6曲目以降は彼らのオリジナル・ナンバーである。

トレーシー・ソーンの歌声はパワフルでありながら、切なさとアンニュイさが漂う。ベン・ワットの清々しい歌声も見事にマッチして、心地よい彼らの世界に身を浸せるのも、私にとって、この上ない癒しとなる。

Docu0026 ところで、『acoustic』の通常CDの音質だが、月刊誌「stereo」に当時付録で付いていた「録音評」・・・私はこの付録のために月刊誌「stereo」を買い求めていた。今では、この付録は付いていない。・・・は8.0点である。

録音評価は水準で7.0点、優秀録音は9.0点以上であるから、8.0は水準よりやや良いということになる。やはり、9.0点以上だと、私が聴いても優秀録音だとわかるものである。

もしも、この『acoustic』が9.0点以上の優秀録音であったら、今回のSHM-CD化に際して、どんなに良かっただろうと思うと、その点だけに関しては残念でしょうがない。

また、Bruce Hornsby & Range 『Way It Is』、John Cougar Mellencamp 『Best That I Could Do 1978-1988』についても、LPしか持っていないので、通常CD との比較はできないのだが、通常CDに優ることはこれまでのSHM-CD体験ではっきりしていることである。

ちなみに、John Cougar Mellencampの「青春の傷跡」や「ジャック&ダイアン」が収められている『アメリカン・フール』の録音評は8.0点である。

11月26日には、この付録で10点満点の付いていたアラン・パーソンズの『Vulture Culture』、『Stereotomy』などが、SHM-CDで発売されるので楽しみだ。

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2008年10月13日 (月)

『黄色い列車』~いすみ鉄道応援ソング

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10月17日、習志野のポップス・バンド「mokaモカ)」によるいすみ鉄道応援ソング『黄色い列車』が発売される。(一部ライヴ会場等での先行発売あり

このCDシングルには『黄色い列車』の他、『のんびり曜日』、『魔法の言葉』の計3曲が収められていて、その上、『黄色い列車』のインストゥルメンタル(カラオケ)まで入っている。

そして、発売価格が500円。なんと、ワンコインで聴けてしまうのである。

シングルにありがちな、1曲だけよくて他はおまけといった感はない。3曲ともいい出来である。

驚くことには、このCDの売り上げの大半が、約2年後に存続の有無が懸かっている「いすみ鉄道」に寄付されるというチャリティCDなのである。

ちなみに、私もこのCDの制作に、極々一旦を関わらせていただいた。それはmokaの意気込みというか謙虚さに共感したからにほかならない。

発売を目前に控えて、多くの方々に関心を寄せてもらえるように、いすみ鉄道とmokaの承諾のもとで妻が作成し、私が若干手を加えた『黄色い列車』のPVを昨日、「YOU TUBE」にアップデートした。それが、これである↓

高画質を望まれる方は、上の画像をダブルクリックして、「YOU TUBE」のサイトに入り、画像の右下の「高画質で表示する」をクリックすると、画像や字幕等もはっきり観ることができるので、ブロードバンドの方には、そちらをお勧めする。

一度このPVを観て聴いていただくと、気に入ってもらえると思うのだが、どうだろう。

CDの販売はいすみ鉄道の大多喜駅で販売されるほか、モカのライヴ会場でも手に入れることができる。すでに予約もかなり入っていると聞くが、今のところ限定1000枚も早々に完売しそうな予感がする。

Cimg1987moka~9月27日「大多喜・お城まつり」当日、大多喜駅前でのライヴの模様。左からBassの“しょーじ”、Vocal&Keyboardの“maru”、Drumsの“ひで”のユニット)

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2008年10月 5日 (日)

CDが売れなくなったわけ?

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最近、CDが売れなくなったという言葉はよく耳にすることであるが、PCの普及に伴って、CDをそのままダビングできるようになったことも要因には違いないが、デジタル・オーディオの普及が拍車をかけているようだ。

一時、CDからダビングできないようにCCCDが作られたが、その音質の悪さに購買者からそっぽを向かれてしまった。これもCD売り上げの減少の一因をなしていると思える。

しかし、何といっても、デジタル・オーディオの普及であろう。音楽をファイルでダウンロードして保存し、聴くという方法である。それは、ipodの爆発的な人気を得たことにある。1曲から手軽に購入できて、手軽に音楽が聴ける。

以前のように、高価で場所をとるゆなオーディオ・セットはいらなくなった。1~2万円のipodやウォークマン等のデジタル・オーディオ・プレイヤーがあれば、それなりの音で聴けるのである。もちろん、オーディオ・ファイルであるからCDやMDよりもはるかに軽量・小型で、何の苦もなく外に持ち出して、好きな時に音楽が聴けるのである。

そして、『YOU TUBE』などの無料で音楽をダウンロードできるサイトも見逃せない。通常の音楽配信サイトは有料である。しかし、『YOU TUBE』は無料で音楽をダウンロードできる。ただし、音質には難がある。テレビで流れたPVやLIVEであるから、もとはFM音質でしかない。もっとも、ハイヴィジョン放送をアップロードすれば別だが、最近ではハイヴィジョンもアップロードできるようになるという話を聞いた。

ただし、著作権所有者が削除要請すれば、削除されてしまうので、すべての音楽が聴けるという保証はない。『YOU TUBE』などのサイトを広告の手段として短い期間だけ配信するといった方法もあるようだが、音楽ビデオ多くは著作権法に触れるものである。

どうやら、今の若者世代は音質にあまりこだわらないのか、『YOU TUBE』にアップロードされたPV(flvファイル)をmp3ファイルに変換して、無料で音楽を聴いているのである。この変換サイトは、『YOU TUBE』に掲載されている。もちろん、新曲も簡単に手に入る。音質にこだわらなければ、CDや音楽ファイルを買わずして、ただで音楽を自分のものにできるのである。

『YOU TUBE』の動画を取り込むサイト http://www.vid-dl.net/

取り込んだファイルをmp3に変換してくれるサイト http://mp3tu.be/

他に「MICKEY.TV」というサイト http://mickey.tv/  もある。

こうした現状を音楽界が打破しようとするのであれば、mp3等の音楽ファイルと比較にならないような超高音質CDを出すしかないと私は思うのである。

それは、私の願いに他ならない。XRCDやSHM-CD、SACDが登場してきた背景には、そうした現実認識があってのことだと私は思う。

XRCDやSHM-CDを聴いている私には、もはや通常CDの購買意欲はなくなってきた。そのうち高音質CDで発売されるのではないかと…。

とすると、高音質CDの登場が通常CDの売り上げ減少にも影響を与えているのだろうか。それはおそらく否であろう。新譜の高音質CDはほとんどないからだ。

私としては、高音質CDが新譜で発売されるようになれば、CDと打って変わる高音質の代替え商品が出ない限り、CDを購入し続けるだろう。

高音質にこだわりたい私やオーディオ・ファンには、今の音楽産業の不振は、ちょっぴり好ましい状況になっているのかもしれない。

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