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2008年11月

2008年11月23日 (日)

HQCD 『Do The Best』を聴く

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Do As Infinity の『Do The Best』がHQCDで11月10日に発売されていたので、さっそく購入して聴いてみた。

聴きたいのはHQCDの音質であったが、残念ながら比較するCDがない。以前St Gigaなどの衛星放送で聴いた音質の記憶で比較するのは困難だし、根拠もないので、聴いたままの客観的(自分の聴力で聴いているので、主観は当然まじるが…)に書いてみることにする。

まず邦盤は、概して優秀録音が少ないということを前提にしなければならない。Do As Infinityのこのベスト盤も楽曲自体よい曲が多いのだが、St Gigaなどの衛星デジタル放送で聴いた時も、よい音だと感じたことはなかった。

ヴォーカル・伴都美子のルックスと歌唱力は、ある程度魅力的な存在であるが、彼らは2005年9月に解散し、今年の9月にまた再結成したらしい。

さて、『Do The Best』は

1. SUMMER DAYS
2. 遠くまで
3. 陽のあたる坂道
4. Desire
5. Heart
6. 遠雷
7. Week!
8. new world
9. Yesterday & Today
10. Oasis
11. 135
12. 深い森
13. nice & easy
14. 冒険者たち (GREAT TOUR BAND version)
15. Tangerine Dream (GREAT TOUR BAND version)
16. Welcome! (GREAT TOUR BAND version)

17. We are. (GREAT TOUR BAND version)

の全17曲であるが、1番の「SUMMER DAYS」 は、私には煩くて聴くに堪えられない。この曲はSHM-CDだろうがXRCD、SACDだろうが、あまりいい音質は望めないだろう。

2番からはよい曲がそろっている。2番、3番と聴いていると、まず気づくのは、ヴォーカルが引き締まり、定位がしっかりしていることである。各楽器の粒立ちもよい。5番、6番、12番などのアコースティック・ギターは特にいい。おそらく、これはHQCDの恩恵だろう。

ただし、レンジの広がり感がない。音場が狭くダイナミックさに欠ける。これは邦楽の録音に共通していて、元々の録音状態があまりよくないのであって、HQCDのせいではない。

ちなみに、同時に購入したサラ・マクラクランとフェイス・ヒルの通常CDのベスト盤を聴いてみると、こちらは優秀録音であり、レンジの広さは、『Do The Best』より優れている。この2作をHQCDにすれば、おそらくどちらも魅力的な1枚となるに違いない。

ここで、St GigaをMDに録音した2番の「遠くまで」を探したので、CDプレイヤーのDACを通して比較して聴いてみると、やはり上記感想と同じ結果となった。(St GigaはCD並みのデジタル放送であり、MDはほぼ劣化なしに録音できる録音機を使用している。)

HQCDは、ディスクの基板をSHM-CDと同じポリカーボネイト素材であり、その上、反射膜素材に特殊合金を使用しているから、SHM-CD以上の音質であると期待できるので、早くロック系のソフトの充実を図ってもらいたいものだ。

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2008年11月 9日 (日)

『Blu-spec CD』と『HQCD』

またまた高音質CDの登場である。

ソニー・ミュージック・エンターテインメントが開発した『Blu-spec CD』 とメモリーテックが開発した『HQCD』である。

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どちらも、ディスクの基盤素材に、SHM-CDと同じポリカーボネイトを使用することで一致しているが、『Blu-spec CD』はブルーレイ・ディスクのカッティング技術のブルー・レザー・ダイオードを使用し、『HQCD』は反射膜素材に特殊合金を使用している点で異なっている。

ここまでの話だと、ポリカーボネイト素材だけのSHM-CDよりも高音質が望めそうであるが、試聴はまだである。

『HQCD』は9月から既に発売されているようだが、クラシックやジャズ系がほとんどであり、私が購入したいと思うアルバムがないのが残念である。

一方、『Blu-spec CD』はクラシックからジャズ、ロック・ポップス系と幅広く、私としてはキャロル・キングやサイモン&ガーファンクル、ビリー・ジョエルなどの旧譜があるのがうれしい。こちらの方は、12月24日から発売の予定である。

『Blu-spec CD』  http://www.sme.co.jp/pressrelease/index.html

『HQCD』  http://www.hqcd.jp/

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2008年11月 1日 (土)

NE-YO 『Closer』、そして『American Boy』

基本的に私は、ラップばりばりのヒップホップ系は好みではないのだが、リズミカルなもの、または、ブラコン系のバラードは聴いていて心地よい。

80年代の名曲、マレイ・ヘッドの『ワン・ナイト・イン・バンコック』やデル・コミッサーの『秘密警察』のように、部分的又は印象的にラップを挿入しているものであれば、逆に非常に私の好む音楽に代わるのである。それに、どうしてなのかわからないが、ブラック系のCDは優秀録音のものが多い。

最近、好んで聴くものはNE-YOの『Closer』、そしてカニエ・ウエストをフューチャリングしたEstelleの『American Boy』である。

(NE-YO『Closer』)

NE-YOの『Closer』は、サビの部分がどこかで聴いたようなメロディで、どことなく懐かしさもある。NE-YOはここ1、2年のヒットチャートの常連であるが、歌唱力もある。

(Estelle.ft.Kanye West『American Boy』)

そして、カニエ・ウエストをフューチャリングしたEstelleの『American Boy』は、これもテンポがよくリズミカルであり、やはり、どこかで聴いたことのあるメロディが心地よい。なんといっても、全編モノクロームのPVがいい。特に1分15秒を過ぎたあたり、Estelleの背後に伸びる長い影が、Estelleの動きとは異なる動きをしていて、この映像センスが特筆ものである。

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