HQCD 『Do The Best』を聴く
Do As Infinity の『Do The Best』がHQCDで11月10日に発売されていたので、さっそく購入して聴いてみた。
聴きたいのはHQCDの音質であったが、残念ながら比較するCDがない。以前St Gigaなどの衛星放送で聴いた音質の記憶で比較するのは困難だし、根拠もないので、聴いたままの客観的(自分の聴力で聴いているので、主観は当然まじるが…)に書いてみることにする。
まず邦盤は、概して優秀録音が少ないということを前提にしなければならない。Do As Infinityのこのベスト盤も楽曲自体よい曲が多いのだが、St Gigaなどの衛星デジタル放送で聴いた時も、よい音だと感じたことはなかった。
ヴォーカル・伴都美子のルックスと歌唱力は、ある程度魅力的な存在であるが、彼らは2005年9月に解散し、今年の9月にまた再結成したらしい。
さて、『Do The Best』は
| 1. SUMMER DAYS |
| 2. 遠くまで |
| 3. 陽のあたる坂道 |
| 4. Desire |
| 5. Heart |
| 6. 遠雷 |
| 7. Week! |
| 8. new world |
| 9. Yesterday & Today |
| 10. Oasis |
| 11. 135 |
| 12. 深い森 |
| 13. nice & easy |
| 14. 冒険者たち (GREAT TOUR BAND version) |
| 15. Tangerine Dream (GREAT TOUR BAND version) |
| 16. Welcome! (GREAT TOUR BAND version) |
17. We are. (GREAT TOUR BAND version) の全17曲であるが、1番の「SUMMER DAYS」 は、私には煩くて聴くに堪えられない。この曲はSHM-CDだろうがXRCD、SACDだろうが、あまりいい音質は望めないだろう。 2番からはよい曲がそろっている。2番、3番と聴いていると、まず気づくのは、ヴォーカルが引き締まり、定位がしっかりしていることである。各楽器の粒立ちもよい。5番、6番、12番などのアコースティック・ギターは特にいい。おそらく、これはHQCDの恩恵だろう。 ただし、レンジの広がり感がない。音場が狭くダイナミックさに欠ける。これは邦楽の録音に共通していて、元々の録音状態があまりよくないのであって、HQCDのせいではない。 ちなみに、同時に購入したサラ・マクラクランとフェイス・ヒルの通常CDのベスト盤を聴いてみると、こちらは優秀録音であり、レンジの広さは、『Do The Best』より優れている。この2作をHQCDにすれば、おそらくどちらも魅力的な1枚となるに違いない。 ここで、St GigaをMDに録音した2番の「遠くまで」を探したので、CDプレイヤーのDACを通して比較して聴いてみると、やはり上記感想と同じ結果となった。(St GigaはCD並みのデジタル放送であり、MDはほぼ劣化なしに録音できる録音機を使用している。) HQCDは、ディスクの基板をSHM-CDと同じポリカーボネイト素材であり、その上、反射膜素材に特殊合金を使用しているから、SHM-CD以上の音質であると期待できるので、早くロック系のソフトの充実を図ってもらいたいものだ。 |
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