気になる女優 6 ~ ヘレン・ミレン
(画像上、『エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~』をDショット)
気になる女優というよりも、昔から気になっていた女優という方が正確かもしれない。
私がヘレン・ミレンという女優を初めて知ったのは、『キャル』(1984年・英)という映画だった。この映画は、北アイルランドの政治的紛争を背景に、ひとりの青年の愛と苦い青春を描いたものであったが、主人公が愛する女性・マルチュラを演じたのがヘレン・ミレンだった。
どこにでもいそうな、そして、ある種お姉さん的な雰囲気を持つ、男から見れば好悪の感情を極端に抱かせない女優でありながら、どことなくセクシーな雰囲気もある女優(実際カリギュラという映画では、フル・ヌードで登場したと記憶がある)で、私はこの女優はいい女優だなと思った。もっとも、私よりも10歳ほど年上の女性だからそう思ったのかもしれない。
実際、私がこの映画を観ようと思ったのは、映画の中身ではなく、ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラーが映画音楽を担当していたからであり、私は映画を観るよりもサウンド・トラックの方を先に聴いて、その哀愁溢れるマーク・ノップラーのギターの響きに惹かれて、映画も観てみたいなと思ったのである。
その後、彼女の出演作『狂えるメサイア』、『エクスカリバー』、『失われた航海』、『ホワイト・ナイツ』、『コックと泥棒、その妻と愛』などを観るに至った。いずれも彼女は主演ではない、いわゆる助演である。
そんな、ヘレン・ミレンが、なんと昨日のアカデミー賞では、『クイーン』でエリザベスⅡ世を演じたことにより主演女優賞をとったのである。この映画は、ダイアナ妃が死んだ時もただ一人泣かなかったというキャッチ・フレーズで、現存のエリザベスⅡ世を描いたものであるが、未見である。
そして彼女は、2005年に英国BBC放送で作られた『エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~』 (Elizabeth I)では、16世紀にはじめて女王となったエリザベスⅠ世も演じているのだから、彼女にとってエリザベス女王は天使のような存在とも言える。
受賞スピーチでも「エリザベス女王がいなかったら、私はここにいなかったと」と感謝の言葉を述べている。
ところで、NHK‐hiで放送された『エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~』 (Elizabeth I)は録画はしているのだが、いつ観れることやら。
(画像下は、アカデミー賞授賞式の模様をDショット)
| 固定リンク





